こういう思想がらみの話題は題材にするのはちょっとコワいが、今の気持ちを書いておくことにする。
国歌斉唱で起立の卒業生、1人だけ 教員指示か
(以下引用)
大阪府門真市の市立第三中学校で今月13日に行われた卒業式で、約170人の卒業生のうち男子生徒1人を除く全員が、国歌斉唱時に起立せず、その多くが斉唱もしなかったことが26日、分かった。式に出席していた3学年の担任、副担任計11人のうち9人も起立せずに斉唱もしなかったという。学校側は事前に教員が卒業生に不起立を促した可能性があるとみて担任らから事情を聴いており、事態を重くみた府教育委員会も調査に乗り出した。
(中略)
学校の調査に対し一部の教員は「生徒に国歌の意義について説明し、『式で歌うかどうかは自分で判断しなさい』と指導した」と話しているという。
歌わなかった、又は着席した生徒達は、サッカーの国際試合のとき「君が代」を歌うことに抵抗があるのか?
中国でのスポーツの試合で「君が代」が流れているとき、中国人観客がブーイングするのを知って、ムカつかないのか?
たぶん、そんなことはないだろう。
教員が『式で歌うかどうかは自分で判断しなさい』と指導したというのは、単純に「君が代=天皇の君主制を支持することになるよ」とか、馬鹿げた説明をしていないのか?
君が代を歌うことが、君主制を支持することになるなどとは、普通の大人であれば思わないはず。私自身、どちらかと言えば左派だが、まったくどんな指導をしたのか小一時間問い詰めたい気分だ。
中学生を政治的に利用する教員たちは、こんな偏った指導をしておきながら、国際人として活躍してほしいだとか、自分に誇りを持ちなさいだとか、人生の先輩としての発言をしているのだろうか。
自国の由緒ある国歌を蔑む者が、他国の国歌や文化に敬意を示せるのか。まったく疑問である。
もし前述のような「君が代=天皇の君主制を支持することになるよ」みたいな感じで、歌詞の言葉尻をとらえて意思的に誘導すれば、中学生ならカンタンに啓蒙できてしまうはずだ。行政からの通達のように国歌を強制的に歌わせることも教育とは思わないが、ピンポイントでこんな指導をするぐらいなら、教師はなにも指導しないでほしい。
行政・学校が「歌え」と強制することも、歌わないように教員が指導することもいらない。
日本という歴史ある国、そして文化の重要性を知り、諸国・他民族、そして自国民に対して国家の犯してきた悲しい過ちを認め、そのうえで日本という国を憂い、愛せるように導くことも教育のひとつだろう。
愛国心なんて言葉は使いたくないが、誇りが持てていれば国歌を口ずさむことに抵抗はないはずだ。
2008年03月29日
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