2008年04月14日

五輪参加選手の政治的パフォーマンスについて


(以下引用)
トミー・スミス(Tommie Smith)氏とジョン・カルロス(John Carlos)氏は、メキシコ五輪の200メートル走でそれぞれ優勝および3位となったが、表彰式で黒い手袋をはめた拳を掲げ、黒人差別に抗議するパフォーマンスを行ったため、国際五輪委員会(International Olympic Committee、IOC)の処分を受け、米ナショナルチームから除名・追放された。
2人の行為は五輪史上で最も有名な政治的パフォーマンスとして記憶されることとなる一方、「一夜にして悪者扱いされ、帰国後は職に就くことができなかった」(スミス氏)という。


オリンピックに政治を持ち込まないという原則は、通常各国政府や団体の政治活動に対して用いることが多いが、スポーツ選手自らが主張することもある。黒人差別に抗議するパフォーマンスが、体制に対する抗議=政治的活動とされたのだろう。

それにしてもIOCといい米ナショナルチームといい、酷い仕打ちだ。

さて・・・
中国は、五輪誘致活動を猛烈に展開中の2000年に開催されたシドニーオリンピックを、その運営からなにから穴の開くほど見て学習していたはずだ。
その中には、最終聖火ランナーであり、女子400mの金メダリスト、キャシー・フリーマンの姿もあったはずだ。アボリジニ(オーストラリア先住民族)出身の彼女がオーストラリアとアポリジニの旗を持って感動に包まれてウイニングランをした姿は、政治的パフォーマンスとは言えないが、中国指導者の脳裏には、チベットのことがよぎらなかったのだろうか。

北京五輪では、チベット僧の袈裟を纏ってウイニングランなんてしようものなら、当然その場で捕らえられ、IOC処分でメダルも剥奪されかねないだろう。いや、スタジアムでチベット支持のパフォーマンスをすることは、(帰国後というよりその会場で)かなり危険だ。

政治的な活動を持ち込んではいけないとはわかっているが、せめて、チベット僧の袈裟を纏ってウイニングランしても捕らえられない国で開催してほしかったと思う。
posted by ダメダメ at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・文化・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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